♪勝浦津軽・男のみれん

作詞:橋永 勇
作曲:市川 龍之介
編曲:市川 龍之介

酔えばグラスに 又浮かぶ
惚れたお前は 勝浦の女(ひと)
名代の朝市 肩寄せ合って
夫婦(めおと)気取りで 廻ったね
好きで別れて あれから五年
北の津軽は みれん雪

早春(はる)は菜の花 雛祭り
あの日なぜだか 濃い目の化粧
津軽へ嫁にと 何度も問えば
老いた母親 どうするの
涙堪えて くちびる噛んで
向けた背中が 震えてた        

名残惜しんだ 理想郷
手と手つないで 手弱女平(たおやめだいら)
最後の口ずけ 儚く燃えて
沖のカモメも 貰い泣き
今も独りか 幸せなのか
行ってみたいよ 勝浦へ